日本食はグルテンフリーに向いていると思われがちですが、現代の日本食はそのほとんどに小麦が含まれています。今回は外食などでよく勘違いしがちな「じゃない」グルテンフリー食を紹介します。
そば店 十割蕎麦も
有名なそば店でも立食店でもそば麺には20%〜70%の小麦粉が含まれています。
また、蕎麦粉100%をアピールしているそば店でも実は小麦が含まれています。何故でしょう?
メニューが十割蕎麦のみのお店であれば問題ないと思いますが、あまり見かけたことがありません。お店ではなかなかないとは思いますが、打ち粉に小麦粉を使用しているお店では茹でた時点に小麦粉が完全に混ざってしまいアレルギーを引き起こす原因となるでしょう。また、二八蕎麦などと同じ茹で鍋を使用していることがほとんどなので確実に小麦粉が混ざってしまいます。
日本で唯一と言ってもいいグルテンフリー蕎麦店
日本では唯一と言っても過言ではないグルテンフリー蕎麦店が静岡にあります。
そば半 SBS通り店
静岡市駿河区有東3-1-5
電話 054-283-0448
そば半のレポートはこちら
十割蕎麦専用工場ができた!
とはいえ、なかなか静岡まで行くのは面倒だ!という方には乾麺で完全なグルテンフリーと言える蕎麦がリニューアル登場しました。
十割そば本舗 山本かじの 「飯綱町 十割そば専用工場」
お近くのスーパーやアマゾンでも手軽に購入できるので、グルテンフリー蕎麦を自宅で楽しめますね。
お寿司 醤油以外にもグルテンが含まれている。
名店やお気に入りの寿司店で頂く握りや巻物は格別なものです。
しかしよほど贔屓にしているお店でない限り、寿司にも小麦を含む食品が含まれているのです。
醤油にはほとんど小麦が含まれています。また、寿司飯を作る過程でお酢を使用しますが、お酢には穀物酢(小麦使用)があるのでそこまで注意しないとアレルギー反応が出てしまうこともあります。
さらに、煮切りを使った握りでも一般的な醤油で作られた煮切りの場合はグルテンフリーとは言えないでしょう。
ガリに使われているお酢にも注意が必要です。
お寿司屋さんは一見GF(グルテンフリー)に感じますが残念ながら様々なメニューにグルテンが含まれているのです。
ラッキーな事に僕の行く西麻布の寿司店ではグルテンフリーに対応していただいているのでとても助かっています。